夫が、憎い。
顔を合わせるたびにイライラする。
今日は咳払いをしているだけで腹がたった。
毎日子どもたちを任せきりなくせに、週末は飲み会三昧。
しかも毎回タクシーで帰ってくる。
なのに、
「お金ないな。なんでだ?」
この言葉でさらに私の中の火に勢いが増す。
許せない。
いつまでも独身モード。
何年パパやってるの?
パパの意識はないの?
イライラして子どもたちにあたって自己嫌悪になっている、私の気持ちは無視なの?
怒る私が悪いの?
毎日毎日、夫にイライラしては自己嫌悪に陥る。
そんな自分がちっとも前に進んでいないようで、嫌いになりかけていました。
こんにちは!
発達障害の長男を育てる2児のママ、さとちえです。
今回は「夫に対してイライラしている私が、それでも家族関係を良好に保とうとしている過程」についてお伝えします。
みなさま、旦那さんとの関係は良好ですか?
きっと多くのママが、大なり小なり旦那さんにイライラしていることと思います。
(そうであってほしい…!仲間がほしい…!)
というお声も聞こえてきそうです。笑
というかコレ、私の心の声です😂
もう、本当にイライラしすぎて夫と会話するのを諦めそうになる日も…
それでも「いや、このままではいけない!」と思うのは、子どもたちに影響が出るから。
実際、私たちが喧嘩している様子を長男が見て、
・耳を塞ぐ
・突然笑い出す
と、おそらく不安を感じているであろう反応が…
長男、ごめんね。
「このままではいけない。子どもたちのために良い家族関係を保たなければ」
長男の様子を見てそう決心した私は、現在に至るまで試行錯誤しながら家族関係を良好に保つ工夫を続けております。
今回の記事では、
✅夫にイライラしまくる私のリアル
✅それでも子どもたちを守りたいと、行っている3つの対策
についてお伝えします。
いまだに夫へのイライラや不満は消えておりません!笑
それでも、子どもたちを守りたい私が試行錯誤している過程をお届けすることで、
同じように悩んでいる多くのママが「私だけじゃないんだ!」と思ってもらえると嬉しいです。
ワンオペ6年目の限界。夫にイライラするのは当然だった
正直に言います。
私の現在の状況で、夫にイライラせずに過ごすなんて無理!!
なぜなら、
・朝から晩までワンオペ
・実家も義実家も遠方で、身近に手伝ってくれる人がいない
・長男は癇癪、次男はイヤイヤ期(ちょっとこちらも怪しい…)
・毎週水曜日と金曜日は飲み会(しかも毎回タクシーで帰宅)
・「金がない」「金がない」と言いながら飲み会&iQOS三昧
・土日は寝る&ひたすらモンハン
・私が外出すると、すぐ子どもたちにYouTubeを見せて自分は寝ている
・私の作ったご飯は食べない!
・私の作ったご飯は食べない!!
・私の作ったご飯は食べない!!!
こんな状況。
しかもこれがすでに5年以上続いています。
結婚してから6年、長男が生まれてから5年、
ちっっっとも変わっていないのです😇
(5年も懲りずにイライラしている私も相当ですね汗)
育児というハードゲーム、あなたのやっているモンハンよりも攻略しがいがあると思うのですが、いかがでしょうか!
夫にストレスをぶつけ自己嫌悪…それでも考えるのは「子どもたちのこと」
こんな毎日にイライラが増大している私は、土日のたびに夫にストレスをぶつけています。
もちろん悪いとは思っています…子どもたちに対しては。
私が怒ることで家庭の雰囲気がいっきに冷めるのを、子どもたちも敏感に感じ取っているからです。
耳を塞ぐ長男。
ママの顔を覗き込む次男。
そんな子どもたちの様子を見るたびに「あーあ。またやっちゃったよ」と自己嫌悪に陥る私。
多くのママも同じような状況をご経験されていることと思います。
辛いですよね、本当に…
ストレスをぶつけられた当の本人はなんにもダメージを負っていなさそうに「また、すぐ怒んないの」とか言ってくる。
一方で子どもたちは不安そうにママとパパを見ている。
そう、私の夫へのイライラは本人ではなく、子どもたちへ伝播しているのです。
正直、受け入れたくない事実。
大好きな子どもたちを守りたいのに、私がその安全地帯を壊そうとしている。
なんで?悪いのは「私をイライラさせる夫」なのに…
いや、違う、本当はどこかでわかっている。
「私が勝手にイライラしているだけ」
イライラして夫にぶつける前にできることはなかった?
子どもたちの前でストレスを曝け出す前に、自分なりの対策を講じなかったの?
こう考え始めると、「自分ができることをやらずに、感情に任せて夫を怒る」「結果的に子どもたちを傷つけている」という自分に気づき始めました。
子どもたちはもう、傷つけたくない。
そして夫は変わらない。
だったら私が「イライラを減らす方法」を考えてやっていこう!
こうして自分なりの対策を始めることにしました。
感情をぶつける前に…私が始めた3つの小さな対策

子どもたちの笑顔を守るために、私は変わるんだー!!
そう決意し、私は以下の3つの方法を試してみることにしました💡
①女性ホルモンを意識してみる
②1日2、3時間でも一人になる時間を作る
③怒りそうになったら、「その先のこと」を想像する
順にご紹介します!
①女性ホルモンを意識してみる
「自分がどういう状況でイライラしやすくなっているか」を考えた時、「月経1週間前〜月経開始まで」の期間が特に大変な状況であることに気づきました。
実はコレ、理にかなっています!
「PMS」と呼ばれる状態で、月経前にホルモンバランスの関係で体に様々な変化が生じているのです。
(女性ホルモンやPMSについては「上手に付き合おう!女性ホルモン」の記事で紹介しています)
私の場合は、
・イライラの増加
・日中の眠気がひどくなる
・倦怠感ややる気の低下
・頭痛が増える
こういった症状が出やすくなるのが、月経1週間前〜月経開始までの期間。
よって「最近イライラしやすくなっているな…」と感じたら、月経管理アプリ(ルナルナ)をチェックするようにしています。
イライラの増加が女性ホルモンの影響だと知ることで、
✅生理前だからしょうがないんだ」と少し前向きな気持ちになれる
✅月経予定の1週間前からはタスクや家事の負荷を減らし、なるべくゆっくり過ごす
→疲れやすさがイライラの増加にもつながっているため。
こういった対策を取れるようになりました!
女性ホルモンを知ることで、上手く体調や感情を整えていきたいですね◎
②1日2、3時間でも一人になる時間を作る
ママの一人時間は世界で一番大事!!
むげにされる意味がわかりません!
毎日仕事もして、ワンオペで子育てもして、発達障害の子の特性と向き合って、
こんなに頑張っているママこそ、一人でゆっくり、リラックスする時間が必要だと感じます。
また「ママは家族の核となる存在」なので、ママがいつもイライラして笑顔をなくしていると、次第に子どもたちからも笑顔が消えてしまいます。
そうならないために、まずはママがリラックスする時間を設ける。
出来れば1、2時間ではなく2、3時間以上あればなおよし◎
私もなるべく1日に最低2時間は一人になり、好きなことをする時間を設けています。
日によって異なるのですが、
朝であれば、ランニングやシャワー浴
夜であれば、晩酌やYouTube鑑賞
を行っています◎
最近は子どもや夫にイライラしそうになっても、「ここを踏ん張って一人時間を楽しむぞー!」と考えるとイライラを鎮められるように。
みなさんもぜひ、少しでも一人の時間を見つけて”自然な笑顔”を取り戻してくださいね🌷
③怒りそうになったら「その先のこと」を想像する
これまで紹介した、①女性ホルモンを意識する②1日2、3時間一人の時間を作る、を行ってもイライラして怒りそうになる場面は多発するもの。
私はそのような時に「私が怒ったことで子どもたちがどのような反応をするか」を想像するようにしています。
長男はどんな顔をする?
また耳を塞いで、泣きそうな、不安そうな顔をする?
次男はどう?また「マーマー、ち!(すき)」と不安そうな顔で言ってくる?
私が怒り続けたら、この子たちのメンタルはどうなる?
目を閉じてこれらを想像しているうちに、不思議と怒りが和らいでいく感覚に。
「アンガーマネジメント」という怒りのコントロール方法にも「怒りを感じたら”6秒間”我慢する」というものがあります。
その”6秒間”の間で、「私が怒ったことによる最悪な未来」をなるべくたくさん考えるようにしています。
とにかく私のイライラが収まるまで、ひたすらに考え続ける…
時間が怒りを収めてくれたのか、それとも「私が考えた最悪の未来」が収めてくれたのかはわかりませんが、ある程度イライラは抑えられるように◎
自分の感情を少しずつコントロールして、子どもたちの笑顔も守っていきたいですね🌷
発達障害児ママが行っているイライラ対策
①女性ホルモンを意識し、無理をしないでゆっくり過ごす!
②1日2、3時間でも一人の時間を作り、リラックスする
③自分が怒ったことで起こる「最悪な未来」を考え、怒りを鎮める
最後に:イライラする自分を責めないで!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
どこからか「夫と話し合う、という対策はないの?」というお声が聞こえてきそうです…!
正直に申しますと、夫と話し合うことは辞めました😂
というのも、今の未熟な私では夫と話し合ったところで喧嘩になってしまうから。
まずは、「自分の感情を自分でコントロールできるようになる」というところから始めようと思っております。
もちろん完全に話し合いを辞めたわけではありません。
現段階ではLINEで思いを伝える、「紙に書いて渡す」といった方法で大事な話し合いを行っております。
直接伝えるよりは気持ちをコントロールできているので、しばらくこの方法を続ける予定◎
(永遠でもいいかもしれない…🤫)
そしてみなさんに一番お伝えしたいことは、「旦那さんにイライラする自分を責めないでほしい!」ということ。
そもそもが赤の他人、価値観の違いから分かり合えずモヤモヤするもの。
まして、現代を生きるママに課せられているものが多すぎて、ストレスが溜まるのも必然な状況です。
そんな世界で、それでも大事なものを守るために必死で前に進もうとしているママは本当に強くて、美しくて、素晴らしい存在です。
それを間近で見ているお子さんが気づいていないはずがありません。
絶対にお子さんはママの頑張りを知っている。
だからどんな状況であっても、お子さんはママが大好きなのです。
私もこれを書き認めながら、改めて強く意識しております。
なので、旦那さんにイライラしてしまうご自身を責めないでください。
子どもたちの笑顔を守るべく、これからも一緒に試行錯誤していきましょう🌷
最後までお読みいただきありがとうございました!