発達障がい児の子育て

【迷っているママ必見】療育への不安よさようなら!体験談つきで解説!

こんにちは!
発達障がい児の長男を育てる2児のママ、さとちえです🌷

今回は「療育とは何か?どのような支援をおこなっているのか」についてお伝えいたします。

過去のさとちえ
過去のさとちえ
療育ってよく聞くけど、具体的に何をしているのか分からないな…

このようなお悩みを持つママも多いのではないでしょうか?

長男を療育に通わせる前の私も、同じ悩みを抱えていました。

そもそも療育ってどんなことをするの?

長男に合わせたプログラムをおこなってくれるの?

本当に効果はあるの?

毎日通わないといけない?

しかし実際に通ってみると、長男の特性に合わせたプログラムを行ってくれており、成長につながることがたくさんありました。

そこで今回の記事では、私の実体験をもとに「療育ってどんなところ?」をできるだけ専門用語を使わずにお伝えします。

「療育が気になっているけど、まだイメージがつかめない…」そんなママにとって、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです🌷

✅「療育とは何か?」についてがわかる
✅具体的にどのようなことをおこなっているのかがわかる
✅療育のメリット・デメリットがわかる

療育とは?どんなことをしているの?

ここでは「療育とは何か?」「実際にどんなことをしているのか」についてお伝えします。

療育とは「できることを増やす」こと

療育とは、発達の遅れや特性のある子どもに対して行う「発達支援プログラム」のこと。

「その子に合わせたスキルを伸ばし、できることを増やしていく」 ことが目的です。

例えば、

日常生活のスキル(着替え、食事、トイレトレーニング)
社会性のトレーニング(お友達との関わり方、コミュニケーション)
感情コントロールの練習(癇癪を減らす、気持ちを言葉で伝える)
学習支援(ひらがな、数字の練習、集中力をつける)
運動療育(体幹を鍛える、指先の器用さを育てる)

「困ったことを減らす」だけでなく、「できることを増やす」サポートをしてくれる場所です◎

療育ではどんなことをしているの?

ここでは「療育ではどんなことをしているのか?」について、長男が通う施設の内容を中心にお伝えいたします。

長男の施設の特徴

長男が通う施設は、児童発達支援センター(※)と放課後等デイサービス(※)が一緒になっております。
(※施設の種類については後ほど解説します)

多くの療育施設はこの2つが別々にありますが、長男の施設は同一敷地内にあることで、「お兄ちゃんお姉ちゃんの様子を見て学ぶ」「自分より年下の子に優しくする」という思いを大事にしています。

どんなことをしているの?

支援内容に関しては、「個別支援」と「集団活動」に分かれます。

個別支援(1対1サポート)

子どもの発達特性に合わせてマンツーマンで支援を行います。

指先トレーニング(ひも通し、ハサミ、ボタン練習など)
ひらがなや数字の練習(なぞり書き、点つなぎ)
✅ 苦手なことを「できる!」に変えるトレーニング
(場面ごとに適切な声がけの練習など)

長男は指先が不器用なので、個別課題では特に指先トレーニングに挑戦中。
また一方的に会話をする特性があるので、シチュエーションを設定し「どんな声がけが適切か」の練習も行なっております。

集団活動(みんなで学ぶ)

お友達と遊びながら社会性を学ぶ(椅子取りゲーム、お買い物体験)
感情コントロールの練習(順番を待つ、相手の気持ちを考える)
運動療育(サーキット、マット運動、ボール遊び)

長男は「新しい環境に馴染むのに時間がかかりすぎる」という特性があるので、
支援員の補助を受けながら「集団(学校)生活とはこういうものだ」というイメージトレーニングを行なっています。

療育施設の種類

療育施設には、子どもの年齢や支援内容によって違いがあります。

療育の種類 対象年齢 目的・特徴
児童発達支援 0〜6歳(未就学児) 日常生活スキル、集団生活の練習、ことばのトレーニングなど
放課後等デイサービス 6〜18歳(小学生以上) 学習支援、コミュニケーション力UP、運動療育など
言語療法・作業療法 年齢問わず 言葉の発達支援、手先のトレーニング、感覚統合療法など

運営施設によって、児童発達支援と放課後等デイサービスが一緒になっているところも。

見学の際に詳細を確認してみてください。

療育のメリット・デメリット

ここからは、私が実際に長男を通わせて感じたメリット・デメリットをご紹介します。

ここが良かった!3つのメリット

私が感じたメリットは以下3つです。

基本的生活習慣や社会性が身に付く
→家では自分からやろうとしない着替えや歯磨きなども、療育で学びできるように◎

集団への適応力が身につき始めた
→保育園に馴染み、お友だちや先生と遊べるようになった!

特性や家での対応方法を相談することができる
→療育の先生にさまざまな相談ができるので、一人で抱え込まなくなった◎

療育に通う前は自分で調べた知識を総動員し、長男へ生活習慣や指先のトレーニングを行っていたものの身に付かず。

しかし療育に通い始めてからは、自分から積極的に行うように!

あんなに不器用だった指先も少しずつ動くようになり、今ではボタンや紐通しもスムーズに行うことができています。

ここは大変だった…3つのデメリット

一方で「ここは困ったな、大変だったな」と思うポイントも。

感じたデメリットは以下の3点です。

⚠︎療育の時間が生活スタイルと合わない場合がある
→施設により、午前中や午後の早い時間に行っている場合もあり、フルタイム勤務には厳しい。

⚠︎送迎がない施設もある
→施設によっては送迎サービスがない場合もあり、療育の頻度が多いとさらに負担となる

⚠︎子どもや両親と相性の合わない施設もある
→施設長や先生によって雰囲気が異なる、プログラム内容が子どもに合わないなど、子どもや両親と相性が合わないケースも。

これらのデメリットを解決するには、いくつか施設を見学・体験することが重要です。

施設によっては、午後5〜6時頃まで行っている場合や送迎があるケースもあるので、より多くの施設を比較していただきたいです。

施設選びに迷う際は市役所に相談すると、いくつか紹介してもらえる場合も◎
(詳細は「療育に通うまでの流れ:選び方のポイント3選」を参照してください)

私もいくつか紹介してもらい、現在では「午後5時まで対応している」「送迎付き」の施設に通わせています。

色々な施設を見学し、お子さんに合った場所を見つけてくださいね🌷

ここまでのまとめ

✅ 療育とは「できることを増やすサポートをしてくれる場所」
✅ 施設の種類や支援内容を知って、自分に合うところを選ぶ
✅ まずは 見学・体験 してみることが大切!

最後に:療育を検討しているママへ

ここまでお読みいただきありがとうございます。

療育を始めるタイミングや選び方に迷ったり、療育について分からないことも多いかと思います。

しかし、実際に見学や体験をすることで疑問が解決したり、新たな気づきを得られることも◎

まずは「見学だけ行ってみよう!」と気軽に動いてみてください🌷

私も療育に通わせる前は「分からないことが多すぎるし、仕事に支障が出そうだな…」と足踏みしていました。

しかし見学や体験を通して解決した疑問もありますし、自分たちの生活スタイルや長男の特性に合った施設を見つけることができました。

何より見学時に長男の成長を感じられ、感極まった瞬間も。
(詳細は「療育は絶対じゃない!発達障がい児ママが知っておきたい向き合い方と考え方」

ぜひ気軽な気持ちで見学から始めてみてくださいね。

みなさまにとってピッタリな施設が見つかることを願ってやみません。

最後までお読みいただきありがとうございました。