こんにちは!さとちえです🌷
今回は「発達障がいの子を育てながら在宅ワークをするリアル」についてお届けします。
発達障がい児を育てながらの在宅ワーク、想像以上に大変でした。
在宅ワークを始めたころの私は、「会社員時代よりもストレスなく働けるぞ!」とワクワクしていました。
子どもの体調不良や癇癪で急に仕事を休んでも、会社に申し訳ない気持ちを抱えずに済むと思っていたからです。
ところが現実は異なりました。
思ってたんと違う。全然ラクじゃない!
むしろ慌ただしさがプラスされ、おまけにストレスもプラスされました涙
今回はそんな私のリアルな在宅ワーク生活や、それでも在宅ワークを選択する理由、ストレスを軽減させた方法などについてお話しします。
発達障がい児の子育てと在宅ワーク生活のリアルがわかる
発達障がい児ママが在宅ワークをする上でぶつかる壁
子どもの癇癪、体調不良、保育園からの呼び出し。
発達障がい児ママが働く上での悩みを出したら、キリがないですよね…
発達障がい児の子育てに加え、在宅ワークならではの課題も発生します。
「自宅で仕事をするから働きやすいはず」と思っていたのに、思わぬ壁が…
そんな私が感じた在宅ワークと子育ての壁をピックアップしました。
・突発的な対応が多い
・仕事中、子どもがずっと話しかけてくる
・スケジュール調整が大変
・子どもをTV漬けにしてしまう罪悪感
・夫や周囲のサポートを得るのが難しい
突発的な対応が多い
子どもの体調不良や特性による乱れなど、思うように仕事ができない状況が起こりやすいですよね。
我が家の場合も、
・長男:突然の癇癪(そしてなかなかおさまらない)、神経が過敏なので疲れやすく、週末に体調を崩しやすい
・次男:喘息持ちで、季節の変わり目に悪化し入院するケースが多い
といった状況なので、毎日何かしら予想外の出来事が起こり、結果仕事を思うように進められないことが多いです。
このように、子どもと一緒にいても常に仕事のことを考えてばかり😂
なかなか理想通りの生活とはならず、試行錯誤を繰り返しています。
仕事中、子どもがずっと話しかけてくる
仕事をしていても、子どもはお構いなしに話しかけてきますよね。
「YouTubeを見せておけば大人しくしてくれるはず」
そんな思惑は思いっきり外れ、「今見てる動画の話を延々と語りかけてくる」という状況に…。
特に長男は話し出すと止まらず、納得できるまで同じ話を繰り返してしまう特性があるので、気がつけば仕事どころではなくなってしまいます。
話しかけられるたびに仕事の内容やアイディアがぶっ飛んでしまうので、保育園を休むと日中はほとんど仕事になりません。
モヤモヤしつつも諦め、寝かしつけ後に仕事を進められるよう戦略を組み直しています。
スケジュール調整が大変
療育機関への送迎、病院への定期受診、保育園や学校などの関係機関との面談。
仕事のタスクだけでなく子どもに関わる予定も多く、スケジュール調整に骨が折れる状況です。
また先ほどお伝えした、子どもの体調不良や突然の癇癪などへの「突発的な対応」が入ってくると、スケジュール調整がさらに複雑に。
毎日バタバタと過ごし気がつけば夜になり、タスクだけが山積みになっているという状況です。
そして当然夜には疲労もMAXで、子どもたちを寝かしつけながら自分も寝てしまう。
目が覚め、家事も仕事も残っている時の絶望感は、何度体験しても嫌なものですね😭
子どもをTV漬けにしてしまう罪悪感
自宅保育の時はもっぱらTV頼り。
どうしても仕事を進めたいので、子どもたちにはYouTubeや地上波を見てもらっていますが、やはり罪悪感は強いです。
視力の心配もありますが、ネットリテラシーに関わる問題をどう対応するか、考えあぐねています。
特にYouTubeのようにおすすめコンテンツがどんどん発信されると、大人が見せたくないものまで子どもが触れてしまう現状。
気づいた時には止めさせますが、やはり仕事をしていると気づかないことも。
最近は長男に対してYouTubeそのものを禁止にしていますが、一度楽しさを覚えてしまうとなかなか切り替えが難しいようで、癇癪がより一層酷くなっています。
夫や周囲のサポートを得るのが難しい
夫は仕事で夜遅くに帰宅。
実家、義実家ともに新幹線で2時間の距離。
つまり毎日ワンオペママしています。
公的機関のサービスでベビーシッターや家事代行はありますが、利用したい日に利用できない、突発的な依頼には対応していないなど使い勝手が悪いことも。
民間のサービスは高額な会社が多い上に、我が子のような発達障がい児には対応していない会社がほとんどなので利用できません。
このように周囲のサポートを得ることが難しい状況なので、たとえ仕事が山積みであってもワンオペで処理しております。
それでも在宅ワークを選んだ理由
こんなに大変なのに、それでも私は在宅ワークを続けています。
それは、
☑︎長男の癇癪や行き渋りに対応する時間を増やしたい
☑︎会社に対して罪悪感を抱き続けたくない
☑︎自分が働きやすい環境でキャリアを築いていきたい
といった理由があるからです。
実際在宅ワークに切り替えて以降、
☑︎会社員時代のような「焦りや罪悪感」から解放された
☑︎子どもの体調不良で急に休むことになっても、誰かに迷惑をかける心配がなくなった
☑︎長男の癇癪や行き渋りにしっかり寄り添う時間が持てるようになった
このような状況を生み出すことができました!
在宅ワークと育児とを両立する中で大変なこともありますが、会社員時代に感じていた悩みを解決することができたので、「切り替えて本当に良かった!」と思っています。
課題は次々出てくると思いますが、一つずつ解決しながら今後も在宅ワークを継続していく予定です!
課題に対して取り組んでみたこと
今後も在宅ワークを続けるにあたり、感じている課題に対して自分なりにさまざまな解決策を試してみました。
取り組んでみて気づいたことは、「在宅ワークと子育ての両立は大変だけど、工夫次第で何とかなる!」ということです。
以下に私が取り組んだことを紹介しますので、少しでも参考になれば嬉しいです!
☑︎時間の使い方を工夫する
☑︎仕事と育児の両立を目指せる環境を整える
☑︎周囲に助けを求める
時間の使い方を工夫する
まずは子どもたちが寝ている早朝や夜に作業する時間を設けました。
途中で邪魔されることもないので、集中して作業することができます。
また、今の時間の使い方を見直すことで隙間時間が可視化でき、有効に活用することができます。
この辺りの具体的な方法については、「時間が足りない!仕事も子育ても回る時短&効率UP時間管理術」の記事で紹介していますので、チェックしてみてください!
仕事と育児の両立を目指せる環境を整える
時間管理術で時間の使い方を見直した上で、「子どもがいるときは、子どもとの時間に集中する」ことにしました。
特に長男は私との時間をしっかり作らないと酷い癇癪に繋がるので、特性が強く出ている時ほど優先順位を上げて時間を確保しています◎
そうすることで長男の気持ちが満たされるのか、私が仕事をしていても自分の遊びに集中してくれるように。
ほかにもオススメしたい在宅ワークと育児の両立方法がありますので、ぜひ「在宅ワーク×育児のリアル!発達障がい児ママが実践する両立術」を読んでみてください!
周囲に助けを求める
ママの精神的余裕を保つためにも、周囲のサポート体制を整えることは重要◎
大人が一人増えるだけで、心身の負担をぐっと減らすことができます。
具体的には、
・夫に相談し、まずは休みの日に公園に連れ出してもらうところからスタート
・保育園や療育先に相談し、発達障がい児でも対応可能なベビーシッターを紹介してもらう
・家事代行サービスとネットスーパーを導入
これらの対策から始めました。
夫は仕事人間で、平日は深夜に帰宅、土日は寝ているという生活。
ただ子どものことは好きなので、「子どもたちがパパと遊びたがっているよ〜」と本人をヨイショして、なんとか土日の午前中は公園に連れ出してもらっています。
(その時間に集中してタスクを消化!)
また、住んでいる市で行なっている支援サービスで週に1回ベビーシッターを利用中◎
ただこのサービスが今年度いっぱいで対象条件から外れてしまうので、来年度からは民間のベビーシッターに依頼予定です。
(家事代行と合わせてお願いしようかなと模索中!)
そのほか、2、3ヶ月に1回ダスキンに大掃除を依頼したり、ネットスーパーを利用して買い物の手間を省くなど、あらゆるサポートを利用して在宅ワーク生活を送っています!
オススメの家事代行サービスやベビーシッター、ネットスーパーに関してはまた別な記事でご紹介しますね。
まとめ
今回は「発達障がいの子を育てながら在宅ワークをするリアル」についてお伝えしました。
在宅ワークをしながら発達障がい児を育てるのは、思った以上に大変なことです。
予想外な出来事に振り回されることも多く、精神的な負担が増大することも。
しかし、トライアンドエラーを繰り返しながら自分たちの生活スタイルに合わせた方法を見つけることで、在宅ワークと発達障がい児の子育ては両立が可能であると気づけました。
在宅ワークと発達障がい児の子育ては、決してラクではありません。
しかし、試行錯誤しながら自分に合った方法を見つければ、両立は可能です!
私もまだまだ模索中ですが、「在宅ワークだからこそ叶う働き方」を目指して、これからも挑戦していきます✨
一緒に、自分たちに合った働き方を見つけていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。