こんにちは!さとちえです。
今回は「在宅ワークと子育てとの両立」についてお伝えいたします。
「仕事も育児も両方頑張りたいのに、どっちも中途半端になってしまう」
「思った以上に育児との両立が大変・・・」
このようなお悩みを抱えていませんか?
私も在宅ワークをスタートした頃、「在宅ワークと育児の両立なんて無理じゃない?」と思っていました。
「在宅ワークなら時間の融通がきくし、子どもにも寄り添えるはず!」
そう思ってスタートしたはずが現実は甘くなかった・・・
・子どもが保育園を休んで家にいると、私が仕事をしていてもお構いなしに「ママ〜」と話しかけてくる。
・クライアントとのZoom中に、子どもが乱入して大騒ぎ。
・仕事を進めようとしたら、「ママ〜!お腹すいた!」とキッチンへ呼び出される。
結局、全然仕事が進まない!焦る!イライラする!
そんな試行錯誤の日々の中で、「これなら両立できる!」と感じたポイントを見つけました。
この記事では、私が実際に試して効果があった「在宅ワークと子育てを両立するための考え方や工夫」 についてお伝えしていきます!
✅ 在宅ワークと子育てを両立するための考え方や工夫が分かる
✅ 限られた時間で効率的に仕事をする方法が分かる
✅ 「子どもに寄り添いながら働く」理想のライフスタイルを目指せる
在宅ワークと子育ての両立が難しい理由
在宅ワークなら時間の融通がきく・・・はずが、現実は意外と難しいですよね。
在宅ワークと育児の両立が難しい最大の理由は、「仕事」と「育児」の境界線が曖昧になるということです。
会社員時代と異なり、家で仕事をしていると、お子さんが一緒にいる場合もありますよね。
(体調不良時や、発達の特性により大きく乱れてしまい保育園を休んでいる場合など)
そうすると、「仕事に集中したいのに子どもが話しかけてくる!」ということもしばしば…
自分のペースで仕事を進めることができないので苛立ちも募り、集中力も切れやすくなります。
また、これは発達障害児あるあるだと思うのですが、突然なんらかのきっかけで癇癪を起こしそこからどんどん乱れていく…
これではお仕事になりませんよね。
このように、会社員時代には「外で仕事」「家では家事・育児」と明確に線引きできたものが、在宅ワークでは線引きが曖昧になってしまいます。
物理的側面だけでなく、心理的な面でも「仕事」「休息」のメリハリがつきにくくなっているかと思います。
これが、在宅ワークと子育てが難しいと言われている理由です。
ここまで読んで、そう感じた方も多いのではないでしょうか?
ご安心を。大丈夫です。
ちょっとの工夫で仕事と育児を両立させることは可能です!!
何事にも不器用だった私だからこそ見つけられた、両立させるポイントを次からご紹介いたします。
在宅ワークと子育てを両立させる3つのポイント
両立させるポイントをご紹介する前に、「仕事と育児との境界線を明確にし、両立しやすい仕組みを作る」ということが前提としてあります。
「仕事時間」と「育児(家事)時間」をしっかりと区別することで互いが混じり合わず、両立しやすい仕組みを作ることができます。
これから紹介するポイントはこの前提を踏まえておりますので、頭の片隅に置きながら読み進めてください。
①時間管理を工夫する
時間の使い方やスケジュールの立て方を工夫すると、仕事がどんどん捗る上に、子どもとの時間もしっかりと確保することができます。
時間管理術に関しては別な記事で詳しく紹介しますので、ここでは方法の一部をお伝えいたします。
まずやってみていただきたいのは、「タイムブロッキング」という方法で予め「仕事時間」と「育児時間」をスケジュールに組み込むことです👇

このようにスケジュールに登録することで、「仕事時間」「育児時間」が見える化され、それぞれの時間に意識を集中させることができるようになります。
また、余白時間(何も予定がない時間)を把握することができるので、その時間に自分の学習時間や余暇の時間を入れることもできますね✨
このことで、一つ一つの時間への集中力や効率性が高まり、仕事や育児(家事)の両立を図ることが可能となります!
合わせて「タスクを細分化し、お子さんの様子に合わせて組み直す」ということも有効な手段です。
例えばSNS投稿作成であれば、
リサーチ、ネタ出し、投稿作成(枚数ごとにタスクを分けるも◎)、予約
と分けられます。
(※一例なので、ご自身の分けやすいように細分化してみてください)
これを先ほどご紹介したタイムブロッキング法でスケジューリングしていきます。
このようにタスクを細かく分解すると、例えばお子さんが体調を崩して家に居ても、簡単にスケジュールを組み直すことが出来ます。

(※カレンダーの空いた時間はお子さんとの時間です。今回はお子さんが寝ている時にタスクをこなす例で作成しました)
仕事だけでなく家事のタスクも細分化することで捗りやすくなりますので、ぜひ試してみてくださいね✨
そのほか、「時短グッズを取り入れて家事の時間を短縮する」という方法もあります。
こちらはお金がかかりますので、家計や旦那さんとご相談かな…と思います。
(我が家も未だに取り入れたい時短家電は、なかなか取り入れられていません涙)
(さとちえの欲しい時短家電→食洗機、お掃除ロボ、グッズじゃないけど家政婦さん)
無理なく取り入れていきたいですね!
☑︎タイムブロッキング法で「仕事時間」と「育児時間」を分ける
☑︎タスクを細分化し、子どもの様子に合わせて柔軟に対応する(予定を組み直す)
☑︎時短家電やグッズを導入する(無理のない範囲で)
②仕事の選び方・働き方を工夫する
次にオススメしたい方法は「在宅ワークの選び方・働き方を工夫する」ということです。
ポイントとしては以下のとおりです。
☑︎成果報酬型の仕事を選ぶ
☑︎生成AIを利用して作業の効率化を図る
成果報酬型の仕事を選ぶ
在宅ワークの案件は主に、「成果報酬型」と「時給型」があります。
「成果報酬型」は制作物に関して給与が発生する仕組みです。
(例:SNSの投稿作成1件あたり◯円など)
一方「時給型」は、働いた時間に応じて時給が発生する仕組みになります。
アルバイトやパートなどの「時給」と同じ考え方ですね。
この中でも子育てと両立しやすいのは「成果報酬型」です。
納期を守れば自分で仕事のスケジュールを自由に組むことができるので、子どもの状態や予定に柔軟に合わせることができます。
一方「時給型」になると、働く時間が決められている案件もありますし、作業した時間を計上することで給与に反映されるので、子どもの体調や予定によっては稼げない月も出てきてしまいます。
忙しいママにとって時間に左右されるのは、精神的にも焦りが出て辛いですよね…
私も営業の商談に同席する仕事をしていた際は、何度も子どもの体調不良や癇癪で欠勤していました。
これじゃあ会社員時代と変わらないな…と。
しかし「成果報酬型」の仕事であれば、納期に合わせてスケジュールを組むだけで良いので、時間に縛られず働くことが可能です◎
「どのような案件であればご自身の生活スタイルやお子さんの状態に合わせられるか」を考えながら、案件を探してみてください。
生成AIを利用して作業の効率化を図る
現在企業でも多く取り入れている生成AIを使うことで、作業の効率化を図ることができます。
結果的に作業時間が短縮し、他の作業時間に充てることができたり、お子さんとの時間を生み出すことが可能となります。
生成AIを使った時短術は以下の通りです👇
・ChatGPTを使用し、ブログの構成案の作成や自身で作成した文章の校閲
・Nottaを使用し、会議の文字起こし
・FeloやPerplexityでリサーチ業務
・GeminiやMidjourneyで画像生成
生成AIは仕事だけでなく、趣味やプライベート(子育てや家事など)にも役立てることができる奥深いものです!
こちらを活用できると希少性が高まり、企業からも求められる人材となりますので、ぜひ活用してみてください。
生成AIについてはまた別な記事でご紹介します。
☑︎成果報酬型の仕事を選ぶ
☑︎生成AIを利用して作業の効率化を図る
③環境を整えて、子どもと仕事のバランスをとる
仕事時間を確保し集中するためには、お子さんが安心して過ごせる環境を作ることも大切です。
お子さんの年齢によっても対応は異なりますが、ポイントは以下の3つです。
☑︎子どもとの時間に集中し、子どもの気持ちを満たす
☑︎時にはTVやYoutubeを解禁する
☑︎子どもの体調不良時は、潔く仕事を諦めて翌日に回す
お子さんの「ママと遊びたい!」という気持ちが満たされないと夜になかなか寝てくれなかったり、仕事中に話しかけてくる、といったことが起きます。
なので、「育児時間」はしっかりとお子さんと向き合うことに集中することが大切です。
我が家の子供たちも例に漏れず、しっかりと育児時間に子供たちとの時間を楽しむとすんなり寝てくれて時間が出来たり、仕事中に話しかけてくる回数もグッと減るなど効果抜群です。
また、お子さんの特性に合わせた対応も重要です。
我が家の場合は「癇癪を起こしやすい」ということが一番の課題なので、「どのような状況下で癇癪が起こしやすいのか」を把握し、事前に防ぐ策を講じています。
👉癇癪への対策(※我が家の場合)
癇癪を起こしやすい状況:プラレールを上手く繋げない、おもちゃやおやつがどこにあるのか分からない
解決策:仕事の前にプラレールを一緒に繋げておく、おもちゃを視覚的に分かりやすく配置する、おやつをテーブルに用意しておく
そして時には文明の力に頼り、TVやYoutubeを解禁することも◎
時間を決めて見せれば罪悪感も減りますし、仕事も「この時間までやる!」といつもよりも集中力高く取り組むことができるかと思います。
また、体調不良などで保育園を休んだ際は、潔く「仕事をしない!」と決めることも心に余裕が出来るのでおすすめです。
そのためにはお子さんが体調不良ではない時に、前倒しでタスクを消化しておくこと、消化できるようにスケジューリングすることが必須◎
予めタスクを完了しておくことで、お子さんに寄り添える時間も気持ちの余裕もできますので、意識して行ってみてください!
両立するためのマインドセット
仕事と子育てを両立させるためには、ママのマインドセット(心構え)も重要になってきます。
特に意識していただきたいことが「完璧を目指さない!」ということです。
育児も仕事も完璧を目指すと自分が苦しくなったり、先に進まなくなってしまいます。
「100%のものを作り上げクライアントに納品しなければ」
このように私もかなりの完璧主義でした。
そうすると何が起こるかというと、「完璧に出来ないからもうやめた!」となり、作業や仕事を投げ出す事態に陥るのです。
よって「やっぱり自分は何も出来ない。最後までやり遂げられないんだ」とますます自己肯定感を下げることに。
本末転倒ですね。
このような状態の私が変わるきっかけとなった考え方が「完了主義」です。
まずは60%〜70%の出来で良いので、仕事であれば「仕上げる」ことを目標に、育児・家事であれば「自分で全てを行わず他人の手を借りる」「掃除は週一で良い」など、とにかく「完了する、行う」ことに目標をおくと◎
私のこの「完了主義」にシフトしたことで、大量行動することも出来るようになり、このことで質の良いコンテンツの作成やスキルアップを図ることも出来るようになりました!
また、育児や家事に関しても「自分じゃなくても行える」ことを探し、それらは夫にお願いしたり(まずは保育園への送迎からお願いしました)、家事代行を依頼するなど、工夫を重ねたことで、子どもたちと集中して過ごす時間を生み出すことが出来ました。
結果、仕事でも育児でも良いバランスが取れ、どちらでもベストなパフォーマンスを発揮できております!
世の中のママさんは本当に頑張り屋さんが多いと感じます。
特に発達障害児のママは、社会とも繋がりにくく孤立を感じやすく、余計に「自分で頑張ろう!」と思う傾向にあります。
現在は発達障害児に関する制度も整ってきており、支援の幅も広がっております。
私も様々な支援を利用し、子どもたちが気に入るシッターさんを見つけることも出来ました。
そのことで仕事に集中出来たり、子どもたちとの時間も目一杯楽しめるようになりました!
この辺りのお話はまた別の記事でご紹介いたしますね!
完璧主義ではなく、「完了主義」を目指す
ママは十分頑張っているからもう頑張らなくていい◎周りを頼る◎
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は仕事と子育てとの両立についてお伝えしました。
まとめると以下になります。
✅仕事と育児の「境界線」を作る!
✅ スケジュール組み立てを見直し、子どもとの時間もしっかり確保する
✅ 完璧主義ではなく、完了主義で取り組む
特に私の経験上、最後の「完了主義を目指す」を強く押したいです!
完璧主義の思考をなくしてから、仕事も育児もスムーズに進むようになりました。
在宅ワークだからこそ、仕事を自由に組むことが出来ますし、ご自身のスケジューリング次第でお子さんとの時間もしっかり確保することが出来ます。
1つでも実践すると育児と仕事のバランスが取りやすくなるので、ぜひ試してみてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました。