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【ちょこっとコラム】他責思考は未来を壊す|自責思考に切り替えて成果が出た話

周りの人と比べて落ち込む。

ここまではよくある光景。

しかし、「あの人は時間があるからできる」「元々能力が高いから」「あの人だけそんなに成果出して、ずるいよ」

こうなってくると、そこからはもう「他責思考」ループ。

「あの人」が敵になってしまいますよね。

そして自分ができないことや行動しないことを棚にあげ、相手を蹴落とすような発言まで見られるようになると、

「もうちょっと自分を俯瞰してみて欲しいな」と思ってしまいます。

私が知る限り、

・自責思考で考えられない人
・自分を振り返り、俯瞰して見ることができない人

このような人は、成果を上げることが難しい傾向にあると感じます。

それはかつての私がそうだったから。

無意識でしたが、いつも他人のせいにしていました。

何か悪いことや問題が起こると、「自分のせいにされたくない」「自分が悪いと責められるのが恥ずかしい」などと思い、「〇〇さんがこう言ったから…」など責める発言ばかりを繰り返していました。

そんなことをしているうちは、自分に矢印なんて向きませんよね。

当然成長もできない。何ら変えることができず、いつまでもお子ちゃまみたいな大人だったのです。

そんな私が少しずつ変わり、だんだんと人間関係も変化し、着実に目標達成へのステップを踏むことができているように感じます💡

今回は、私が変わることになったきっかけや、今どんな思いで進んでいるかをお話しいたします。

他責思考まみれだった私が「変わろう」と思ったきっかけ

子どもが生まれるまで、起こること全てと言っても過言ではないほど他人のせいにしてきました。

それが大きく変わったのは、もうすぐ6歳になる長男が3歳の頃。

この頃、長男に発達障害の可能性が浮上しました。
(詳しい内容は「発達障害の育児がつらい。ダメなママだと責めた私が変われた理由」を参考にしてみてください)

小規模園から転園したばかりの長男は、なかなか保育園に馴染むことができず「ほいくえんキライ!いきたくない!」と泣き叫ぶ日々。

こんな日々に嫌気がさしていた私は、「どうして私だけこんな目に遭うの?」「もっと保育園が協力してくれてもいいじゃん!」「毎朝、玄関で泣いているんだから助けてくれてもいいじゃん」とモヤモヤしていました。

…お気づきでしょうか?笑

これがもう「他責思考」ループだったのです。

しかも散々「保育園が何とかしてよ!」と思っている割には、自分で何にも行動していなかったのです!(おいおい…)

ある日そのことを義母に指摘され、イラッとした私。(おいおい…)

モヤモヤした思いをひたすらジャーナリングしていたら、「確かに私、何もしていないじゃん…」ということを、文章に書き起こしたことでしっかりと認識することができたのです。

その日から、まずは自分が何をすべきか「やることリスト」を作成。

苦手なところ(先生になんと相談するか)は夫に手伝ってもらい準備を進めました。

そしていざ出陣。

オドオドしながら保育園の先生に相談したところ、「私もママと話したかったの…」と言っていただけました…

ここまでくるのに何と6ヶ月!

時間はかかったけど、そこからはトントン拍子で事が進み、長男も楽しんで保育園に通えるように。

遠回りはしたけど私自身も、「自分を振り返り、自分がやるべきことを見つければ良い方向に向かう」と実感することができました。

つまり「自責思考」を持ち始めた、ということ。

これまで他人軸で動いていた私は、この出来事を境に「今目の前の問題を解決するために、自分ができることは何?」と考え、行動することができるようになりました。

余計なものはきっぱり捨てる|目標達成のために大事なのは「今この瞬間を自分に集中する」こと

だんだんと自分軸で行動できるようなってきた私でも、時には他人の評価や発言、行動が気になることもあります。

そしてADHD傾向のある私は切り替えが苦手なので、ずっとそのことが頭から離れなくなります…

そこで「他責思考ループにならない」対策として行なっていることは以下の3つ💡

・ジャーナリングで感情を殴り書きする
・自分の過去と照らし合わせながら、自分が成長した部分を見る
→だんだんと自分に集中することができます💡
・体を動かす!
→特にウォーキングなど運動がおすすめ✨

とにかく脳を一時的にリセットすることを心がけております。

このような対策を行うことで、他人に向きかけた矢を自分に戻すことが可能に◎

いつまでも引きずってしまうと、「他責思考ループ」に陥ってしまいます。

そうすると、自分自身の弱点と向き合うことができずいつまでも成長できません。

結果として、目標達成から遠ざかることに…。

今や世界的大スターの大谷翔平選手ですらも、「一つずつ弱点を潰していくことで、最終的に成功を掴める」と話し、毎日弱点と向き合っているそうです。

やはり成功の鍵は「自分の弱点に自責思考で向き合うこと」、これに尽きるかと感じます。

最後に:いきなりは変われない。少しずつ意識を自分に向けていく

ここまでお読みいただきありがとうございます。

今回は「他責思考をやめて自責思考に切り替え、目標達成しよう」というお話しをさせていただきました。

しかし、いきなり「他責思考をやめる」ということはなかなか難しいかと思います。

現に私も、いまだに他人に責任を押し付けようとする癖があります…

それでも以前と異なるのは「あ、いま私他責思考になってるじゃん!」と立ち止まれるようになったこと。

立ち止まることで意識的に自責思考に持っていくことができるようになります。

長年染みついた思考の癖をいきなり修正することは容易いことではありません。

少しずつ意識していくことで、だんだんと変化を感じられるようになってきます。

思考が変われば行動が変わる、行動が変われば未来が変わる。

皆様も少しずつ他責思考を手放し、一緒に目標達成に向けて走っていきましょう🔥

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
さとちえ
発達障害の長男を育てる2児のママ。 夫が多忙かつ実家と義実家が遠方のため、5歳と2歳のboysたちをワンオペで育てる日々。 在宅ワークで収入を得ながら家事と育児の両立を頑張っています! 晩酌とおつまみが癒し。